VPN機能とは、結論から言うと**「ネット通信を暗号化して安全にする仕組み」**のことです。
特にフリーWi-Fiを使う人や、外出先でスマホ・パソコンをよく使う人にとって、VPNは情報漏えい対策として役立ちます。
ただし、VPNは万能ではなく、使い方を間違えると通信が遅くなったり、逆に危険なサービスを使ってしまったりすることもあります。
この記事では、VPN機能の意味や仕組み、メリット・デメリット、どんな人に必要かを初心者向けにやさしく解説します。

VPN機能とは?簡単に言うと「安全なトンネル」
VPNは「Virtual Private Network(バーチャル・プライベート・ネットワーク)」の略です。
難しく聞こえますが、イメージとしてはインターネット上に安全なトンネルを作る機能です。
通常のネット通信は、Wi-Fiやモバイル通信を通してサイトにアクセスしますが、VPNを使うと通信内容が暗号化されます。
その結果、第三者に通信を盗み見されにくくなります。
Wi-Fiに関する記事はこちらをどうぞ。
VPNの仕組み|なぜ安全になるの?
VPNをONにすると、スマホやパソコンは一度「VPNサーバー」を経由してインターネットに接続します。
この時、あなたの通信は暗号化されるため、次のようなリスクを減らせます。
- Wi-Fiの盗聴
- パスワードの漏えい
- 個人情報の流出
- 第三者によるのぞき見
さらに、接続先のサイトから見える「IPアドレス」もVPNサーバー側のものに変わるため、位置情報が隠れる効果もあります。
VPNを使うメリット
1. フリーWi-Fiでも安全性が上がる
カフェや駅などのフリーWi-Fiは便利ですが、セキュリティが弱いこともあります。
VPNを使うことで、通信が暗号化され、盗み見リスクを減らせます。
2. 個人情報の漏えい対策になる
ネットショッピングやネット銀行など、個人情報を入力する場面では特に注意が必要です。
VPNを使えば、通信を覗かれにくくなるため安心感が増します。
3. 会社のネットワークに安全に接続できる
在宅ワークで会社のデータにアクセスする場合、企業はVPNを使っていることが多いです。
社内システムに外部からアクセスする際に、VPNは重要な役割を持ちます。
4. IPアドレスが変わりプライバシー保護になる
VPNを使うとIPアドレスが変わり、ネット上での追跡をされにくくする効果があります。
完全に匿名になるわけではありませんが、プライバシー面で役立ちます。
VPNのデメリット・注意点
1. 通信が遅くなることがある
VPNはサーバーを経由するため、通信速度が落ちることがあります。
特に海外サーバーを使うと遅く感じることが多いです。
2. 無料VPNは危険な場合がある
無料VPNの中には、広告表示が多かったり、通信ログを記録していたりするものもあります。
最悪の場合、個人情報が抜かれるリスクもあるので注意が必要です。
「無料だから安全」とは限らないので、運営元が信頼できるか確認しましょう。
3. VPNをONにすると使えないサービスが出ることも
VPNをONにしていると、銀行アプリや一部サイトがアクセス制限をかける場合があります。
この場合はVPNを一時的にOFFにすると解決します。
VPNはどんな人に必要?
VPNが特におすすめなのは、以下のような人です。
- カフェや外出先のWi-Fiをよく使う
- 仕事で社内データにアクセスする
- ネットショッピング・ネット銀行を利用する
- スマホのセキュリティを強化したい
逆に、自宅のWi-Fiだけで使っていて、危険なサイトも開かない人は「必須ではない」場合もあります。
ただし、スマホは外でも使うことが多いので、保険としてVPNを入れる人も増えています。
スマホのVPN設定とは?(iPhone・Android共通)
スマホにはVPN機能が標準で搭載されています。
VPNアプリを入れて設定すると、VPNをON/OFFできるようになります。
iPhoneなら「設定」にVPNの項目が表示され、AndroidでもVPN設定が可能です。
ただし、VPNアプリによって設定方法は少し違うので、公式の手順に沿って設定するのが安全です。
VPN機能とは、ネット通信を暗号化して安全性を高める仕組みです。
特にフリーWi-Fiを使う人にとっては、情報漏えいを防ぐ強い味方になります。
メリットと注意点をまとめると、
- ✅ 通信の盗み見対策になる
- ✅ プライバシー保護にも役立つ
- ⚠ 通信が遅くなることがある
- ⚠ 無料VPNは危険な場合もある
「スマホのセキュリティを少しでも上げたい」という人は、信頼できるVPNを検討してみるのもおすすめです。
